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Channel: ちょっと変わった代行サービス –代行サービス活用術
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人形感謝(供養)代行サービス

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人形というものは、大切にしていた人の魂が込められるといわれています。
そのため、古くなったり不要になったり、所有者が亡くなられたときも、その処理について困るという方が多いようです。

一般的には神社などのお守りを処分してもらうところに置いておくと、神社の方できちんと供養の上で処理を行ってくれるといわれていますが、もっときちんと供養してほしい、けれど時間がなかったり、処理する術がわからないという方のために、「人形供養代行サービス」というものが存在します。

このサービスは、日本人形協会が郵政と提携をし、ゆうパックで不要となった人形を送っていただき、「人形感謝祭」に持参をして、人形を供養してくれるというもの。
神社で適当に処理されてしまうのではなく、きちんと人形感謝祭で供養していただけるので、信頼して人形の供養をお願いできるというメリットがあります。

供養までの流れも少しユニークです。
まず、申し込みをすると「人形供養セット」が送られてきます。
中には「ひとがた」と、人形を送るためのラベル、説明書、料金の払込票が入っています。

人形供養セットが届いたら、同梱されていたひとがたにご自身の住所と名前を書き、その札を入っていた封筒に入れて、のりで貼り付けます。
そして、人形と一緒に箱に入れ、封筒に同梱されていた送付伝票を貼って、ゆうパックを依頼して差し出します。

人形が日本人形協会に届いたら、人形感謝祭に持参して供養していただきます。
人形感謝祭は毎年10月頃に行われますので、それまでに送れるように申し込んでおきましょう。
供養が完了したら、郵便はがきで完了の旨をお知らせしていただけます。

ちなみにこの人形感謝祭は、日本全国で行われているので、あなたのご自宅の近くで行われているのであれば、ご自身で持参して供養していただくことも可能です。
全国の人形感謝祭についても、日本人形協会のホームページで確認することができます。

利用料金は、供養セット1つ分で5,000円です。
この中に複数の人形を入れることができれば、同じ料金で複数の人形の供養をしてもらうことも可能ですが、箱の大きさに間に合うもの、また重量が30kg以内であるものというように決められていますので、容量を守って申し込みましょう。

大切な人形を、責任をもって供養していただくことができますので、人形供養代行サービスは、きちんとありがとうの気持ちを込めて供養したいという方におすすめの代行サービスです。


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